いい加減いい加減とは思っていたが、ここまでくると素晴らしい。
今年2月のこと、シドニーでレンタカーを借りた際に、駐禁のキップをきられた。だが、レンタカーだったし、まあ「大丈夫じゃない?」くらいのノリでずっと放っておいた。それが、帰国が近くなってきて「もしかして空港で捕まっちゃったりしたらどうしよう」などと心配になり始め、今さらながら罰金の支払い手続きに奔走することとなった。パースからシドニーに帰ってきた理由の一つには、その罰金を払うため、ということもあった。
まず駐禁のキップには「21日以内に支払うこと」とあった。バッチリ半年も過ぎてしまっている自分は、ニューサウスウェールズ州の警察に電話し、名前と自分がワーキングホリデーで来ている日本人であることを伝え、「罰金の上乗せはあるか」などの必要事項を尋ねた。すると返ってきた返事は「お前の情報は登録されていない。システムに情報を入れとくから9月9日以降にまた連絡をくれ」だった(笑)。ちくしょう、こんなことなら名乗らなければよかった(涙)。
で、まあ仕方ないので、9月9日になるのを待ち、先週末の17日にまた電話してみたところ、答えは「お前の情報はないよ。ていうかさ、ワーホリだと住所も確定してないし、免許だってオーストラリアの免許じゃなくて、国際免許証でしょ? ぶっちゃけた話、登録のしようがねえんだなマイフレンド」だった。
でも駐禁のキップは手元にあるし、キップを切られたことは確かなので「もうすぐ帰国するから、出国できないとかだと困る。払わなくても日本に帰れるか」と聞いてみた。すると「正確には答えられないなあ。でも、大丈夫じゃね?」とのこと。
というわけで、結局払わず仕舞である。
聞けば、結構こういうことはあるとのこと。例えば、買ったばかりの車で違反をしてしまった場合、車のナンバーの登録はその時点でまだディーラーに所属していることがあるそうで、そういう場合、罰金の請求はディーラーにいってしまう。だがディーラーにしてみれば「俺たちじゃねえよ」という話になるため、それは払わない。かといって、現在の所有者を追いかけることもしないらしいのだ。
自分の場合、レンタカーだったので、きっとレンタカー会社に請求がいったのだろう。そしてレンタカー会社が「知らねえって」と支払いを拒否し、警察が、じゃあ面倒だからあきらめましょか、ということにしてしまったのだと思う。憶測にすぎないが、まあラッキーだ。
こういうのって、日本だと絶対ダメですよね。警察ですらこんな調子のオーストラリア。大変住みやすいですよ(笑)。
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